SARAD SOUNDS

PMCスピーカーと長く付き合うために・・・

PMCスピーカーのフィルタ修理

PMC製のスピーカーはベント部分のフィルターが経年劣化によりボロボロに崩れてきてしまします。

そのままにしておくと、埃や遺物が侵入したり、何よりオーディオは見た目がとても大事です。

 

そこで、PMC専用のフィルターアタッチメントを製作しました。

フィルターを修復するだけでなく、外観と性能の向上を図ります。

 

PMC スピーカー用のベントフィルターを紹介します。

 

 DB1用本体の写真。

 

ベント部のフィルターは、経年劣化により弾性を失って、触るとボロボロ崩れる状態になってしまいます。(左の写真)

右の写真は、取り除いた状態。エンクロージャーの中に落ちないように、掃除機で吸い取りながら手前に落とすように取り除きます。

 


取付は加工等は必要なく、はめ込んでレンチで軽く締めるだけの構造。

 

構造は、CAE解析で効果を確認しながら設計しています。


エアフローをスムーズにすることで、効率が良くなり全圧損失減らしつつ速度アップを実現しています。

ユニット動作の妨げになる内圧の乱れ軽減し、高速でクリアな低域が得られるとともに、ベントからの超低域出力もアップします。

左:ノーマル、右:取り付け時(ベクトルの長さと色は速度を表しています。)

 

DB1+のベントからの超低域出力を測定した結果。(灰色:ノーマル、橙色:取り付け時)

興味のある方はメールにてご連絡ください。

picklesbook@gmail.com